子どもとの時間を楽しもう!

子どもとの時間を楽しもう!

子どもが自信とやる気をなくしてしまうNG言葉「6」

親の言葉は

子どもの一生を左右する

 

言葉がけだけで

 

一生を左右するなんて大げさだ!

 

なんて言われそうですが

 

決して大げさではありません

 

「言霊」(ことだま)という言葉

 

一度はきいたことありませんか?

 

何やらスピリチュアル的な

 

イメージがありますが

 

自分が発した言葉の影響力については

 

脳科学的にも証明されていることなのです

 

わたしが大好きな

 

マザーテレサの言葉で

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

 

という名言もあります

 

日々の言葉が運命まで影響を及ぼすの?

 

なんて思われるかもしれませんが

 

それだけ言葉の、影響力は大きい

 

ということです

 

私たちは

 

普段人と話しをするとき

 

〇〇っていったら笑ってくれるかな?

 

〇〇っていったら怒らせてしまうかも?

 

と相手のことを考え

 

言葉を選んで

 

お互いの良い関係を維持しようとします

 

ところがその関係が親しいほど

 

不用意な言葉を使ってしまいがちです

 

特にわが子ともなると

 

思ったままの言葉が

 

どんどん出てしまっているということが

 

少なくありません

 

日々の口グセが

 

子どもの心と脳に積み重なり

 

ゆくゆくは

 

子どもの性格や人格形成に

 

つながっていきます

 

ここでは

 

親が子どもに絶対使ってほしくない

 

NG言葉を6つに分けて紹介しています

 

使ってほしくない言葉に加えて

 

使っていってほしい言葉がけ

 

合わせて紹介しているので

 

ぜひ良い言葉を意識して使ってみてください(^^)

 

NG言葉1

「そんなことするなら〇〇しません!」

 

NG言葉2

「早く〇〇しなさい!」

 

NG言葉3

「もうっ!」 「あ〜あ」

 

NG言葉4

「どうして〇〇なの!?」

 

NG言葉5

「違うでしょ!!」

 

NG言葉6

「そんなことする子は嫌い!」

 

6つになります

 

「え!?」こんなひどい言葉使わないよ

 

と思われた方もいるかもしれませんが

 

使っていないのならそれが何よりです(o^^o)

 

ただ意識していないだけで

 

振り返ってみると

 

以外に言ってしまっていた‥

 

なんてこともあるので

 

これを機会に一度は振り返ってみてください

 

ではNG言葉だけでなく

 

どういう言葉がよいのかも

 

一緒にみていきましょう(o^^o)

 

NG言葉1

「そんなことするなら

                     〇〇しません!」

→〇〇したら〇〇しようね

 

これは子どもに対して使われる言葉の中で

 

よく聞かれる言葉です

 

お片付けをしてほしいときなど

 

よく使ってしまうのではないでしょうか?

 

「お片付けしないならおやつはなしよ!」

 

「そんなわがままいうなら

                               もう何も買わない!」

 

といった言葉は

 

子どもが親の言うことをきかない場面で

 

つい言ってしまう言葉です

 

ダメなことや嫌なことをなぜやめてくれない?

罰と因果の関係性

 

のところでも触れていますが

 

こういった言葉は

 

一種の脅しで即効性はあっても

 

躾にはなりません

 

何か罰が待っていないと動けない

 

子どもになってしまいます

 

「お片付けしたらおやつを食べようね」

 

「〇〇したら〇〇買ってあげるからね」

 

といった言葉に変えていきましょう

 

即効性はありませんが

 

子どもが素直に話しをきいてくれたり

 

前向きな(見通しが持てる)思考が

 

身に付いたりしていきます

 

もちろんこれだけでいいなんて

 

うまい話しはないですが

 

長期的に言い聞かせていくことが大切です

 

また先程の

 

ダメなことや嫌なことをなぜやめてくれない?

罰と因果の関係性も

 

躾で、悩まれている方は

 

ぜひ参考にしてみてください

 

NG言葉2

早く〇〇しなさい!

→「〇〇しようね」

    「はい、〇〇するよ」

 

「早く食べなさい!」「早く着なさい!」など

 

本当によく耳にする言葉ですし

 

わたし自身もついつい

 

使ってしまっていました

 

とある調査では

 

小学一年生の母親で

 

1日平均40回言っていた

 

という結果もあるそうです

 

それをウソだと思った父親が

 

数えてみると

 

子どもが朝学校に、いくまでにクリアした

 

という笑い話がある程です(笑)

 

「早く‥」とせかされ続けると

 

ストレスにつながり

 

かえって落ち着きをなくしてしまいます

 

ある行動をしてほしいときは

 

普通に「〇〇するよ!」「〇〇しようね」

 

と伝えればいいです

 

ただどうしてもくせが抜けず

 

早くといってしまう方は

 

早くのかわりに

 

「はい!〇〇するよ!」とか

 

「よし!〇〇しよう!」という

 

伝え方にしてみることも一つの手です

 

せかさないで優しい伝え方ができるよう

 

言いやすいやり方を試してみてください

 

NG言葉3

「もうっ!」「あ〜あ」

→「大丈夫?」「〇〇だね」

 

これもほんとによくききますし

 

言ってしまっていた言葉です

 

「あ〜あ」とくれば

 

「こぼれちゃった」

 

「もうっ!」とくれば

 

「だから〇〇っていったのに!」

 

といった相手を責めるような

 

場面しか想像できないですよね?

 

怒るに近い感情のときにでやすい言葉ですが

 

大人同士で言われたら

 

間違いなく気分を害します

 

そして必ず子どもたちは

 

そのうちその言葉を使い始めます

 

「もうっ!」「あーあ」のかわりに

 

「大丈夫?」とか

 

「こぼれちゃったね」といった

 

相手を思いやる言葉や

 

共感の言葉にかえていきましょう

 

NG言葉4

どうして〇〇なの!?

→「〇〇しないでね」

 「〇〇したら

   〇〇ならないかもよ?」

 

「どうして食べないの!?」

 

「どうしてこぼすの!?」

 

といった伝え方は

 

言葉の上では単なる疑問文ですが

 

子どもには

 

自分の行動を否定され

 

自信をなくす言葉として届きます

 

「どうして!?」ときかれたから

 

「嫌いだから‥」と素直に答えようものなら

 

余計に叱られてしまうこともあり

 

もう、何も話さなくなってしまう

 

というケースも少なくありません

 

そんなときは

 

「どうして?」と疑問文のように言わず

 

「食べようね」「おいしいよ」

 

「こぼさないでね」

 

「〇〇って持ったらこぼれないかもよ」

 

素直にストレートな

 

伝え方をしてあげましょう

 

NG言葉5

違うでしょ!!」

→「〇〇だよ」

   「〇〇ってするんだよ」

 

文字通り相手を否定する言葉です

 

そんな言葉をたくさん使われてしまうと

 

子どもは自分の言葉や行動に

 

自信が持てなくなり

 

消極的な性格になってしまいます

 

たとえ違っていたとしても

 

ただ間違えただけです

 

故意ではありません

 

違うといった否定的な言葉を

 

わざわざ言わなくても

 

食事のときに肘をついているなら

 

「肘はつかないようにしようね」

 

履いている靴が左右逆になっているなら

 

「反対に履いてるよ」

 

とストレートに伝えてあげればよいですよね

 

とある本でも載っていた内容ですが

 

例えばあなたがテニスを習いにいったとして

 

そこでやることなすこと

 

「違うでしょ!」と否定されたら

 

もういきたくなくなりますよね

 

はじめてなんだから‥

 

まだ慣れてないんだから‥

 

やってみたら以外と難しいんだから‥

 

といった感情が絶対に湧き上がるはずです

 

普通に「〇〇ってするんだよ」

 

教えてほしいですし

 

優しく教えてくれたり

 

共感してくれたり

 

がんばりを認めてくれたりしながら

 

指導してもらえたら

 

やる気がぐんぐんみなぎって

 

よし!またやろう!となるはずです

 

子どもも、同じように接してあげたいですね

 

NG言葉6

「そんなことする子は嫌い!」

→「そんなことされたら

      嫌だ(悲しい)な」

 

何度いってもいうことをきかない

 

しつこく泣いて泣き止まないなど

 

どうにもこうにもいかなくなってしまった

 

なんていう場面は

 

親になったら

 

一度は経験あるのではないでしょうか?

 

精神的に追い詰められてしまうと

 

「そんなことする子は嫌いよ!」と

 

ついつい心にもないことを

 

口走ってしまったということも

 

あるかもしれません

 

そのとき大切なポイントが2つあって

 

1つはその子自身を責めるのではなく

 

行動に視点を当てて伝えてあげてください

 

人を責めると

 

「そんなことする子は嫌いよ!」

 

となりますが

 

行動に視点を当てると

 

「そんなことすると悲しいからやめて」

 

となるはずです

 

その子がいけないのではなくて

 

その行動がいけないんだよ

 

ということをちゃんと分けて

 

伝えてあげましょう

 

そして2つめのポイントは

 

子どもが1番望むこと

 

それは親に好かれること

   =愛情を受け愛されていることを

             実感することです

 

思わず「嫌い!」といった言葉は

 

本心ではありませんが

 

子どもには言葉そのままが伝わってしまいます

 

心にもないことは

 

例え冗談でも言わないようにしましょう

 

いたずらに傷つけてしまうこともあります

 

だけどもし

 

先程のように

 

どうしようもない場面で

 

心にもないことを思わずいってしまった

 

というときには

 

落ち着いてからでよいので

 

素直に謝り

 

「本当は大好きだよ」

 

「愛してるよ」

 

と本心を伝え直し安心させてあげましょう

 

子育ての基本は

 

親が子の手本を示すこと

 

それは完璧な親ではなく

 

完璧を演じることでもなく

 

親でも間違えることはあるとか

 

間違えたときは素直に謝るとか

 

そういったことを

 

親の姿を通して伝えていくことが

 

大切であると思います

 

以上のNG言葉6つです

 

いかがでしたか?

 

自分のこととして振り返ってみると

 

よく使ってしまっていた言葉

 

多いのではないでしょうか?

 

これらの言葉は

 

子どもを

 

自分の思ったように行動させたい

 

という場面で使ってしまいがちです

 

けど本当の目的は

 

思ったように行動させることではなく

 

こんな子に育ってほしいという

 

子ども像があるためだと思います

 

わたしは1〜4は何の悪びれもなく

 

使ってしまっていました

 

しかし

 

言葉のかけ方を考え直し

 

意識して使うようにしました

 

結果

 

使っていたときと

 

気をつけて言葉を使い始めてからでは

 

子どもの姿に雲底(うんてい)の差がでてきます

 

もちろんあなたからの影響が

 

その子にとって全てではありませんが

 

あなたから受ける影響は

 

とても大きいです

 

この内容が

 

どうかみなさんが願うような

 

相手を思いやり尊重してあげられる

 

子を育てていくことに

 

繋がればと思います

 

最後までみてくださって

 

ありがとうございました(^^)